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2020年06月12日

こぼれ種

6月に入ってからも、からっとした晴天の日が多く、

というわけで、

夏野菜の定植も遅れ気味だったのですが、

(基本、畑での水やりはしないので、定植は雨前のことがほとんどになります。)

ここ最近の雨を頼りに、

大部分の苗が畑へと旅立っていきました。


もっとも、うちではすべての野菜を自家採種しているため、

”旅立っていく”というよりはむしろ、

”親が育った土地、自分を産んでくれた土地に里帰りする”

といった方があっているのかもしれませんね~。


親たちが幾多の試練を乗り越え、花を咲かせ、

実を結び、自分を産んでくれた生まれ故郷で、

彼らもまた生を次代へと繋ぐべく、

幾多の試練に耐えながら精いっぱい頑張っていくことでしょう。



さてそんなうちの畑ですが、

採種した種子以外に、そのまま種子が落ちて月日が経ち、

やがて発芽に適した条件が整うと芽生えてくるものがいます。


もっとも、自然に暮らす草木は全てそうなので、

まあ、当たり前といえばそれまでなのですが、

近頃の農業形態では、種子を収穫する野菜以外は、

種子を残す前に全収穫、全撤去が行われるためそういったことがおこりにくく、

畑に散布する除草剤のこともあり、

加えて、一般的に人によるより過保護な環境でなくては成長していくことが難しい、

そして、子が親の形質を継承しにくいF1品種等が市場を席巻するようになったこともあって、

彼らは、生を繋ぐということが畑においてとても難しくなっている、

という現状があります。


というわけで、

こぼれ種からの生育が当たり前のことなのか、

それとも難しいことなのか、いまいちよくわからない、

といった感があるのですが(笑)、

うちでは、上記のような栽培はしていないので、

そんな、本来ごくごく普通、当たり前であるべきことが、

普通におきやすいんでしょうね~。


というわけで、

いくつかご紹介。


こぼれ種

(ニガウリ)


こぼれ種

(鶴首南瓜)


こぼれ種

(チェリートマト)


これから台風やらなにやら、色々なことが起こるでしょうが、

このまま精いっぱい頑張って大きくなり、

次代へと生を繋いでいってほしいと思います。



あっと、そうそう、

昨年収穫を終えた後もそのまま畑で暮らしていた万願寺とうがらし、

一月に咲いていた花はさすがに実を結ぶことができませんでしたが、

そのまま厳寒期を乗り越え生育し、

花を咲かせ、今、いくつかの実を結んでいます♪


こぼれ種



野菜は畑で生を全うしてもらいたいので、うちでは基本的に、

収穫が終わっても枯れるまでそのままにしておきます。


以前暮らしていた浜松市天竜区でも同じようにそのままにしていたのですが、

そちらでは冬を乗り越えることができず、全て枯れていたことを考えると、

この地は天竜と比べ、冬、暖かいんでしょうね~。


今年はどうなるかはわかりませんが、

このまま畑で暮らしてもらいながら、

日々の表情を観察していこうと思います。




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Posted by とんちゃん47 at 13:34
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