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2022年10月10日

バナナ栽培のその後②

今日は朝から、雨。

雨脚は強くありませんが、この季節にはそぐわない冷たい雨の午前中です。

先日の台風による大雨では、裏山からの水が勝手口から入り、土間に”川”を形成。

ただ、あらかじめそのような可能性を考慮してあってか、土間にコンクリートの溝が作られているので、そこを水は流れて、屋外の側溝へ。

もっとも、一時はコンクリートの溝からも水があふれそうになったので、短時間でかなりの雨が降ったことは間違いありません。

畑は、耕していないこともあってか土が流れることもなく、土砂崩れなどの発生はありませんでした。

一方、畑の住民たちの中には住みかを追われたものもいて、沢蟹が土間の片隅に避難していたり、巣が浸水したんでしょうか、アシナガバチの一団が巣を離れ、バナナの葉裏に固まっていたりと、彼らにとっても大変だった模様。

野菜たちに関しては、風があまり強くなかったこともあり、ほぼ問題なく台風を乗り切ることができました。

バナナに関しても、沖縄などでは風で倒れることがあると聞いていたので心配していたのですが、こちらも大丈夫でした。





今日で開花結実から、2ヶ月半ほど。

開花当初と比べると果実が成長し重くなったんでしょうね~、果房全体が垂れ下がってきたように感じます。

果実の長さは、そうですね~、平均20cmくらいでしょうか。

スーパーで売られているものに比べ、ひとまわり、ふたまわりほど小さめ。

本数は全部で、50本くらいかな。

収穫は、開花から90~100日後くらいとのことなので、このまま順調に行けば、11月上中旬頃のことになりそうです。

あっと、この株以外に品種の異なる大きな株があと2つあったのですが、9月末頃に、相次いで出蕾・開花。

これから気温が低くなり生育が鈍化するのに加え、12月下旬頃には寒さで地上部は枯れてしまうので、こちらの2株に関しては、収穫は難しそうです。

とまれ、すべてが初めてのことなので、日々観察を続けながら、収穫のその日を楽しみに待ちたいと思います♪


  

Posted by とんちゃん47 at 13:43
Comments(0)野良仕事

2022年08月02日

バナナ、出蕾・開花!


うちでは現在、6羽の鶏を飼っているのですが、朝の早い彼女たち、4時頃になると小屋の中から羽音や小さな鳴き声が聞こえてきます。

日中は庭の一角にネットを張りそこで自由に暮らしているのですが、夜は、蛇やイタチなどに狙われるので、小屋の中へ。

で、朝になると、外に出たいため、小声で鳴いたり、羽音をたてたりしながら、アピールする、というわけです。

ところが、なにせ4時頃のことなので、私も、妻も、当然眠いわけでして。

なので、寝たふり、聞こえないふりをして、睡眠&根競べを続行することになります(笑)。

そうこうしているうちに、彼女たちも、明るくなるにつれ、外に出たい欲求が俄然高まってくるのと同時に、おなかもすいてくるんでしょうね~、小さかった鳴き声もトーンが増していき、餌も無いよ~、と、餌箱をくちばしでカンカン、コンコン叩きだす始末。

こうなるともう、大きくはないのですが、鳴き声と音が気になって、睡眠の続行が不可能に。

もれなく、彼女たちに、軍配が上がるわけです。

で、ここからは、今度は、私と妻の、無言の根競べ。

つまり、「どちらが起きて、彼女たちの元へ行くか勝負」の開始です。

決着は、いたってシンプル。

彼女たちのアピールに先に根負けしたほうが負け?となり、彼女たちの欲求をかなえに鶏小屋に向かうことになります(笑)。


とまれ、こんな感じの毎朝のルーティーンですが、鶏小屋をあけると、外に一目散に飛び出していく彼女たち、そして、私or妻を見つけると、また、一目散に走り寄ってくる彼女たちは、本当にかわいいもの。

外出のときの見送り、そして帰宅時のお迎えも、広場から、みんなそろって必ずしてくれます。

もし、ある程度のスペースがあって、ペットを、と考えている方がいらっしゃいましたら、雌鶏もおすすめですよ~。

とってもなつきますし、卵も産んでくれますし、ははは。



さてさて、前回、バナナ栽培の報告をさせていただいたのですが、それから、2週間ほどたって、一株だけですが、待ちに待った出蕾・開花となりました!





中央の紡錘形のものが蕾(長さ、40~50cmくらい)で、いくつかのがく?のようなものが折り重なっているのですが、それが、一枚ずつひらく度に、その元から、見えるようなバナナの雌花が出現する、といった感じです。

一枚のがく?が開くと、12本前後のミニバナナ状の雌花が確認できます。

で、それを1段とすると、一回の出蕾で、4、5段程度期待できるそうなのですが、多いか少ないかは、株の生育状況によるとのこと。

なにせ初めてのことなので、観察を続けながら、収穫のそのときを楽しみに、見守っていこうと思います♪


  

Posted by とんちゃん47 at 14:46
Comments(0)野良仕事

2022年07月05日

バナナ栽培のその後

今日は、雨。


野良仕事は一段落。


この雨前に収穫したスルガエレガント(甘夏)の選別も終わりました。


というわけで?、近況報告でもと思い立ちブログを開いたところ、なんと前回の更新が一年とちょっと前。


大分ご無沙汰しておりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。


私のほうはといいますと、百姓暮らしで、相変わらずの貧乏暇無しですが、そんな中、ヌウが無事、高校を卒業し、短大へ進学。


将来、畜産関係の仕事につきたいらしく、一人暮らしをしながら頑張って勉強しています(多分・・・。ははは)。


鶏は、色々なことがありまして、別れあり、出会いありの一年でしたが、現在は、6羽。


昨秋に購入した鶏たちも、卵を産み始めるようになり、庭の一角にネット張って作った広場で毎日、元気に遊んでいます♪


あっとそれから、私の実家は青果小売店(まあ、簡単に言うと、町の小さな小さな八百屋です)を営んでいるのですが、両親が歳をとってきたこともあり、私も一緒に店をやっていくことになりました。


店舗の改装に時間がかかるので、本格的な始動は、来年の春ごろになる予定。


惣菜スペースもあるので、うちで収穫した野菜や、果物を使いながら、ほっとするようなおかずやおにぎりなどを、と考えております。


詳細につきましては、めどが立ち次第、順次ご案内させていただこうと思います。




さてさて、前回の日記で、バナナ栽培を始めたことを報告させていただきましたが、それから一年たって、現在はこんな感じ。







わかりにくくて申し訳ないのですが、中央の一番大きいのが親株で、太いところで、茎周70cmくらい、葉先までは3mほど。


その周りにある株は、子株になります。


初めての冬を迎え、また、今冬は寒さが強く、露地栽培ということもあって、越冬できるのか心配でしたが、1品種を除き、すべての親株が春に成長再開することが出来ました。


親株が成長再開できなかった品種も子株が伸びてきて、現在、すくすくと育っています。


品種は、現在、8種類。


そのうちの4種類は、今年購入したので、茎も細いのですが、昨年購入したものは、大分太い株となっています。


ただ、初めての栽培なので、どのくらいになったら開花結実するのか、わかりません・・・。


栽培されている方々の色々な情報を参考にさせてもらうと、蕾が出る直前に、形状が異なる短めの葉が出るので、それが出蕾の目安となる、とのこと。


なので、そこを頼りに、今、成長観察を続けている、といったところです。


あっと、ちなみになぜ私がバナナ栽培を思いたったのかは、ポストハーベストの問題が、ひとつ。


加えて、以前、妻が小笠原の方からバナナをいただき、食したことがあったらしいのですが、そのときの、バナナであって、一般的なバナナとはまったく違う、美味しさ、風味に感動したという話を聞くにつけ、私もその感動、風味を感じてみたいと思ったのがきっかけ。


いつになるかわかりませんが、開花結実、そして、収穫のそのときを楽しみに、日々、見守っていこうと思っています♪

  

Posted by とんちゃん47 at 12:11
Comments(0)野良仕事

2021年05月31日

新顔♪

前回の日記から、もうすぐ1年となるでしょうか、

ずいぶんとご無沙汰しておりましたが、

みなさん、お元気でお過ごしでしょうか。


私はと言いますと、

うれしいこと、楽しいこと、悲しいこと等々、

様々なことがあったこの1年。


人間って、人間のあるべき姿って、

心から笑うこと、心から涙すること、

そしてそれができるということは、様々な命を糧にしているということ、

そこに、心から感謝すること。


そういったことじゃないのかな~なんて、

半世紀近く生きてきた今、

そう思います。


とまれ、

相も変わらずの貧乏暮らしではありますが、

家族3人、何とか暮らしております♪



農の方はと言いますと、

こちらもまた変わらず、

自家採種の野菜たち、畑に集う生き物たちと、

ともに暮らしながらの毎日。


あっと、そうそう、

今年から新顔で、

3種類のバナナが仲間入り。


バナナにつきもののポストハーベストの問題を解消するべく、

露地にて栽培を始めたのですが、

はてさて、冬を無事乗り越えてくれるかどうか。


日々の表情を観察しながら、

楽しみながら、生育を見守りたいと思っています。



新顔といえば、こちらの方々もそうでして。



(黒い鶏がホシノブラック、オレンジ色がアローカナクロスです。あと白色のアローカナクロスもいるのですが、遊びに夢中でした(笑))


ヌウが小学生のころに購入し育ててきた鶏ですが、

マロン(ヌウが鶏につけた名前です)1羽だけになってしまったため、

昨秋、4羽の初生雛(ホシノブラック2羽と、アローカナクロス2羽)を購入しました。


うち1羽は、

もともと体が小さめで、餌もうまくとれなかったこともあってか、

手を尽くしたのですが、3週間ほどで死んでしまいました。


残りの3羽は、元気いっぱいで、

今では、鶏小屋から出して竹林に放してあげると、

夕暮れ、うす暗くなるまで遊んでいます。


で、大分暗くなったころに、

竹林から鶏小屋へと1人で、

もとい、

3羽で帰ってきます♪


4月中旬ころから卵も産んでくれるようになったので、

ありがたくいただきながら、

3羽の仕草や表情に癒される毎日を送っております。



バナナや、鶏、畑の様子などは、

いつか動画をとって、皆さんにごらんいただけたらと思うのですが、

元来、面倒くさがりの私のこと、

いったいいつになるのやら、といった感じ(笑)。


もし、もし、ご期待される方がいらっしゃいましたら、

どうか、気長にお待ちいただけたらと思います。


では、また。

  

Posted by とんちゃん47 at 22:54
Comments(0)

2020年06月12日

こぼれ種

6月に入ってからも、からっとした晴天の日が多く、

というわけで、

夏野菜の定植も遅れ気味だったのですが、

(基本、畑での水やりはしないので、定植は雨前のことがほとんどになります。)

ここ最近の雨を頼りに、

大部分の苗が畑へと旅立っていきました。


もっとも、うちではすべての野菜を自家採種しているため、

”旅立っていく”というよりはむしろ、

”親が育った土地、自分を産んでくれた土地に里帰りする”

といった方があっているのかもしれませんね~。


親たちが幾多の試練を乗り越え、花を咲かせ、

実を結び、自分を産んでくれた生まれ故郷で、

彼らもまた生を次代へと繋ぐべく、

幾多の試練に耐えながら精いっぱい頑張っていくことでしょう。



さてそんなうちの畑ですが、

採種した種子以外に、そのまま種子が落ちて月日が経ち、

やがて発芽に適した条件が整うと芽生えてくるものがいます。


もっとも、自然に暮らす草木は全てそうなので、

まあ、当たり前といえばそれまでなのですが、

近頃の農業形態では、種子を収穫する野菜以外は、

種子を残す前に全収穫、全撤去が行われるためそういったことがおこりにくく、

畑に散布する除草剤のこともあり、

加えて、一般的に人によるより過保護な環境でなくては成長していくことが難しい、

そして、子が親の形質を継承しにくいF1品種等が市場を席巻するようになったこともあって、

彼らは、生を繋ぐということが畑においてとても難しくなっている、

という現状があります。


というわけで、

こぼれ種からの生育が当たり前のことなのか、

それとも難しいことなのか、いまいちよくわからない、

といった感があるのですが(笑)、

うちでは、上記のような栽培はしていないので、

そんな、本来ごくごく普通、当たり前であるべきことが、

普通におきやすいんでしょうね~。


というわけで、

いくつかご紹介。




(ニガウリ)




(鶴首南瓜)




(チェリートマト)


これから台風やらなにやら、色々なことが起こるでしょうが、

このまま精いっぱい頑張って大きくなり、

次代へと生を繋いでいってほしいと思います。



あっと、そうそう、

昨年収穫を終えた後もそのまま畑で暮らしていた万願寺とうがらし、

一月に咲いていた花はさすがに実を結ぶことができませんでしたが、

そのまま厳寒期を乗り越え生育し、

花を咲かせ、今、いくつかの実を結んでいます♪






野菜は畑で生を全うしてもらいたいので、うちでは基本的に、

収穫が終わっても枯れるまでそのままにしておきます。


以前暮らしていた浜松市天竜区でも同じようにそのままにしていたのですが、

そちらでは冬を乗り越えることができず、全て枯れていたことを考えると、

この地は天竜と比べ、冬、暖かいんでしょうね~。


今年はどうなるかはわかりませんが、

このまま畑で暮らしてもらいながら、

日々の表情を観察していこうと思います。


  

Posted by とんちゃん47 at 13:34
Comments(0)野良仕事

2020年01月08日

万願寺トウガラシの花

今年は、暖かい冬なんでしょうね~、

うちの万願寺トウガラシ、

霜で枯れるどころか、

現在、なんと開花中!





万願寺トウガラシは、夏から秋が旬の京野菜であり、

というわけで、

この時期の露地では、通常枯れているのですが、

今年は、どの株も枯死することなく、頑張っています。



昨年の4月にここに引っ越してくるまで十数年にわたり、

浜松の天竜で百姓をしていた私。


ここと天竜とでは気候風土が違うので、

自家採種を続けている野菜とはいえ、

その表情が異なるのは理解できるのですが、

それにしても、

お正月を過ぎても畑で花を咲かせている万願寺トウガラシにはびっくりです。



うちでは基本、野菜に生を全うしてもらうため、

野菜の収穫が終わっても、自然に枯れるまで、

畑でそのままにしておきます。


万願寺トウガラシももちろんそうなので、

さすがに冬は越せないと思うのですが、

これからどのような表情を見せてくれるのか観察しながら、

その様子をまたブログに書いていこうと思います♪




さて、今週日曜日(1月12日)は、

毎月第2日曜日開催の、

「センゲンサンデー」の日。


農薬、化学肥料を使わないで野菜を育てる農家さんが集まり、

野菜を販売する朝市です。


私も、豆類や、穀類、ミカン、

野菜に、手作りコンニャクや、干し芋を持って、

参加させていただく予定です。


もっとも、手作りコンニャクは、例によって、

”失敗しなかったら”の注釈付きなのですが、

ははは。


「センゲンサンデー」は、

静岡市葵区、浅間神社前の浅間通りにある、

「リアルフードマーケットあくつ」さんの店舗前にて、

午前9:00~午前11:00までの開催となっております。


よろしかったらマイバックをご持参の上、

ぜひ、お越しくださいね~。


  

Posted by とんちゃん47 at 14:14
Comments(0)日々の出来事

2019年12月04日

12月8日は、「センゲンサンデー」へ♪

ブログを書いている私の横では、今、

ヌウが、なんと、勉強中!


普段のヌウ、

やったかやらないかくらいの早さで宿題を終わらせた後は、

晩酌をしている私のつまみを横からパクパクしているか、

スマホをいじってるか、

机に突っ伏して寝ているかの、ほぼ三択。


まあ、私が高校生だった頃も、

スマホはなかったもののほぼ同じような感じでしたし、

今どきの高校生もそんなもんだと思いますので、

(おっと、いやいやまじめに勉強してます!という方がいらっしゃったらご勘弁の程・・・)

そんな状況に何の違和感も感じなかったのですが、

それが、

繰り返し教科書内容をつぶやきながらノートに筆記し、

真剣に勉強しているとなると、

もう、違和感ありまくりです。


で、読経のようなつぶやきが途切れたころを見計らって、

「なんでそんなに真剣にやってんだ?」

と聞いたら、ヌウ、

「今回は、赤点を取るわけにはいかないから!」

と、断固たる決意表明。


そうなんです、実は、

一学期の成績にて赤い数字を一つ二つ、ありがたく?いただいたヌウ、

そのために、夏休みに補講を受けに行ったのが、

相当こたえたらしくて。


そして今、

二学期の成績を決める期末テストの真っ最中、とくれば、

まあ、彼女の決意もわからなくはありません。


もっとも、

赤点なるものをとれるチャンス?は、高校3年間だけですので、

そのチャンスをつかみ、私と同じようにかなえることができたという部分では、

うれしかったのですが(変な親ですね~、ははは)。


とまれ、そんなこんなで頑張っているヌウ、

あと2日で期末テストが終わるらしいので、

終わったらまた一緒に海にいって、のんびり、釣りでもしてこようかと思います、

寒いですが、ははは。




さてさて、浜松で農業を営んでいるときは、

「浜松オーガニックマーケットの会」に所属し、

農家さんたちと一緒に朝市に参加させてもらっていたのですが、

さすがに静岡から通うわけにもいかないな~、なんて思っていたところ、

葵区でも、

「センゲンサンデー」という、

毎月第二日曜日開催のオーガニックの農家の方々による朝市があることを教えてもらいました。


で、みなさんによる審査の結果、

私も参加させていただけることに♪


台風やら、用事が重なったりで、

なかなか出店できなかったのですが、

今月(12月8日)の浅間サンデーに初出店させていただくことになりました!


万願寺トウガラシや、里芋などの野菜類、

豆類、麦類などの穀類、

そして、12月、冬、といえば、私的には絶対外せない、

手作りコンニャクを持っていこうと思います♪


もっとも、うちの手作りコンニャクは、

化学的な凝固剤を使わない、

昔ながらの藁の灰汁と、生のコンニャク芋だけで作るので、

毎回、失敗と隣り合わせ。


なので、うまくできたら、

ということになってしまうのが申し訳ないのですが、

今回もヌウと二人、成功を念じながら、

息を合わせて作っていこうと思います♪


「センゲンサンデー」は、

葵区、浅間神社前の浅間通りにある、

「リアルフードマーケットあくつ」さんの店舗前にて、

午前9:00~午前11:00までの開催となっております。


よろしかったらマイバックをご持参の上、

ぜひ、お越しくださいね~。






(収穫したコンニャク芋。このサイズに育つまで、最低4年かかります。)


  

Posted by とんちゃん47 at 23:46
Comments(0)イベント

2019年10月12日

なじむ野菜、なじめない野菜

屋根をたたく雨音が、強く、激しくなってきました。


風は、今は、それほどでもないのですが、

これから夕方にかけて、かなり激しくなる模様。


そんな雨風に備えて、一昨日は、

収穫真っただ中の万願寺トウガラシや、

真黒ナスなど、野菜の支柱の補強作業。


百姓になってから、野菜たちも、私も、色々な台風に遭遇し、

その都度、また色々な経験をしてきたわけですが、

この地での台風は、野菜も私も、

今回が初めて。


なので、今回はどのような感じになるのかわからないのですが、

でも、まあ、経験上一つだけ言えることは、

どのような事態になろうが、野菜たちも私も、ただただ、

ありのままをあるがまま受け入れることしかできない、

ということ。


風雨の中、頑張っている野菜たちを思いながら、

台風の過ぎ去るのを心静かに待ちたいと思います。




さてさて、今年も夏野菜の自家採種が無事終了。

(真黒ナスと、大丸冬瓜、それに鶴首南瓜は、これからです。)


彼らにとって初めての土地なので、

どういった具合になるのか、少々不安な思いもあったのですが、

どの野菜も、問題なく花を咲かせ種子を結び、

次代へと生を繋ぐことができました。


で、初めての土地だったこともあり、

以前暮らしていた天竜での風土になじめなかった野菜たちが、

この土地では生を繋いでいけるかもと思い、

色々播種し、栽培をしてみていました。


私が思う、その野菜がその土地に”なじむ”とは、

その野菜が最後、枯れて、いのちを失うまでに、

播種した種子量の何十倍、何百倍もの種子を残すことができること。


逆に、

その土地になじめない、合わない野菜とは、

その土地に生きた結果、

播種した量ほどの種子しか残すことができない、もしくは、

それ以下の種子しか残すことができない野菜、

ということになると思います。


そんな、天竜の土地で種子を多く残すことができなかった野菜たちの、

それでも少量は自家採取できた種子、

10年以上、冷蔵庫野菜室で眠り続けていた種子を、

今春播種し、栽培してみた次第。


で、詳細は省きますが、

ここなら暮らしていける!

という野菜が何種類かおりました♪


一年だけではわからないので、

来年も引き続き栽培してみようと思いますが、

彼らの表情を見る限り、

来年も、多分、生を力いっぱい繋いでくれそうです。




台風が過ぎ去った後は、

気温も下がり、徐々に秋が深まってくる模様。


そんな秋の深まりに合わせて、

畑では、サツマイモなどの収穫が、

また、ミカン園では、いよいよ、

早生ミカンの収穫が始まります♪


そしてまた、秋は、

私の大好きな魚釣りにおいても、

ベストシーズン♪

(もっとも、春夏秋冬、どの季節でもそんなことを言っている感はあるのですが、ははは)


収穫の傍ら、

これまた釣り大好きのヌウと一緒に

天竜と比べ断然近くなった海へ行って来ようと思います♪





(ミネラル補給なのかな~、軍手に染みた私の汗を吸っているアカボシゴマダラ。

頭部から伸びる黄色の管が口吻です。)


  

Posted by とんちゃん47 at 13:22
Comments(0)野良仕事

2019年08月15日

真夏のミカン山にて

果樹園が シャツ一枚の 俺の孤島

                金子 兜太


夏だから当たり前なんでしょうが、

それにしても、毎日毎日、

暑い日が続きますね~。


ギンギラ太陽に”根性を試される”機会の多い私、

普段にもまして、水分を多く取るように心がけているのですが、

野良にでれば、そんな水分もすぐに汗となって、体外へ。


というわけで、

一日野良に出れば、体重の2、3㎏はすぐに減るので、

ダイエットの必要性を痛感している私にとっては、

願ったりかなったりなのですが、

そんな減った分も、

晩の、キンキンに冷えたビールによって、帳消しに(笑)。


なかなか、思い通りにはいきませんね~、ははは。



さてさて、梅雨明け以降は、

野良仕事と家庭教師の毎日。

(あっと、宣伝になってしまうのですが、

小学校、中学校の算数、数学、理科と、高校の数学(白チャート程度)は、

農業の傍ら、塾の講師や、家庭教師を長年務めてきましたので、

もし、家庭教師の依頼をお考えの方がいらっしゃいましたら、

右のサイドバーの電話番号、メールにて、ご連絡いただけたらと思います。)


野良仕事は、裏山の柑橘畑の整備がメイン。


雑木を切ったり、

ミカンの木につたうツル性植物を取り除いていきます。


冒頭の句は、

そんな野良仕事の様子にぴったりの句。


浅間神社から延びる山の尾根近く、

周りを木々に囲まれた中にある”孤島”にて、

時折、ギンギラ太陽を悩ましく見上げながらの、

一人黙々の野良仕事。


50にそろそろ手が届く歳のこともあって、

体力的には、なかなかきついものがありますが、

休憩時、

木陰で夏ミカンを食べながら、

渡る風を感じながらのひと時は、

一片の軽やかな清涼感をともなってゆったりと流れていきます。





(ミカン畑から。手前が麻畑沼。遠くにかすむ山並みは、伊豆半島です。)

  

Posted by とんちゃん47 at 13:46
Comments(0)野良仕事

2019年07月09日

フウランの花

先日、裏の竹やぶへ、

キュウリの支柱にするべく、

細い竹を集めに行っていたときのこと。


竹やぶの中に、上へと続く道があるのですが、

その道の向こうから、

大きな猫くらいの動物がやってくるのに遭遇。


遠目に、体色が茶色だったので、

タヌキかと思い、

歩みを止め、確認するべくそのまま待っていると、

その動物は、恐れる様子もなく、

小走りに近づいてきます。


で、5mくらいまで近づいたところで分かったのですが、

それは、体長50cmくらい、

背中にしまのある、つぶらな瞳の、

”うりぼう”(イノシシの子供)でした。

(すいません、家に帰りデジカメをもってくる余裕がなかったので、

写真はありません・・・。)


その”うりぼう”、

完全に私を認識していると思うのですが、

そのまま1mほどまで躊躇なく近づくと、

歩調を変えることなく、

ついと右に折れ、竹やぶの中へと去っていきました。


この位の大きさだと、

まだまだ母親のそばにいると思うのですが、

周囲にそれらしき気配がないことを考えると、

どうやら、母親とはぐれ、

迷子になってしまった模様。


実は、その前日の夜、

竹やぶからイノシシの、竹を踏むバキバキという音が、

小一時間ほど続いていたのですが、

もしかしたらそれは、母イノシシが、

迷子になってしまった我が子を探していたのかもしれませんね。


こういった里山で農を営んでいると、

イノシシとは多かれ少なかれ対立することになり、

実際、悔しい思いも幾度となくしてきたわけですが、

うりぼうの姿や、

母親の後ろを子供たちが連なって歩く様子は、

それはそれは、かわいいもの。


虫たちと同じように、いずれはイノシシとも手を結び、

共生できるような、そんな農でありたいとつくづく思います。




さてさて、天竜から引っ越してきたとき、

花より団子の私にしては珍しく、

柿の木に着生していた”フウラン”を持ってきて、

裏のマキの木に付けておいたのですが、

今日、草取りをしながら見上げると、

花が咲いておりました。




白色の花は多々あると思うのですが、

フウランのこの白は独特で、

透明感があり、はかなさがあり、

けれども、

芯を内に秘めた、孤高の白、

といった感じ。


撮った私の腕が悪いので、

そんな感じには見えないのが残念ですが、

とまれ、

曇天の梅雨空に、今年も、

ひそやかに、凛と輝いておりました。



フウランの花が終われば、

夏本番。


今年もまた畑にて、

ギラギラ太陽に根性を試されているかのような、

そんな夏がやってきます。

  

Posted by とんちゃん47 at 22:13
Comments(0)日々の出来事